ありがとぅ・・・

今日は、オペ後の抜糸に行きました。

私の今お世話になっているのは、
割りと地元では大きい総合病院の外科なんですが、
診察室の前では６０歳代のおばちゃん達３人が
「わたしは今年の５月に抗がん剤うちおわった」だとか、
「抗がん剤は髪が抜けたり、戻したり・・・きつかですもんなぁ」とか
どうやら同じ時期に、入院してたとみられる癌患者さんらしかった。
その会話をイヤでも４０分間聞いてしまって、恐怖の絶頂期に
「中へどぅぞ～」と呼ばれた。

抜糸自体は、２～３分で終わる簡単なものだったけど、
病気の結果が今日出るのか出ないのかわからなかったけど、
待ってるのが恐ろしかった。

そもそも何故手術が必要だったかと言うと、
リンパ上に「しこり」が自覚で２つ、自覚ない部分に４つ位、
計６つできてたので、
白なら「リンパ節」
黒なら「悪性リンパ腫」
という（悪性リンパ腫：白血病に酷似した、とても難しい病気です）
リンパのしこりを採取し、顕微鏡検査をする為のオペだったんです。
ほんとに生死をわけると言っても過言じゃないものでした。


先月の２０日に「しこり」を発見して、
先週オペをして、今日の結果がでるまで「生と死」について
本当に考えさせられました。
オーバーかもしれませんが、
もし黒なら「飛び降りた方が・・・」とさえ、頭によぎりました。
毎日夜に独りでいると「死」が何度も頭によぎりました。

実は今日、抜糸後に看護婦さんが「結果でてます！」
先生が「早くもってこい！！」
そんな掛け合いの中、頭で「死」がよぎった時
「良かった・・・白だったよ」って先生が満面の笑みで
言ってくれました。
（先生もとても心配してたんだろぅ。今までに無い優しい顔だった）
「ほんと良かったよ～これで無事ここの外科を卒業だね」
って・・・。

それから、散々心配かけた家族や、近所の友達や、関東の友達に連絡。
この場を借りても「本当にご心配かけましたm( __)m」

今でも覚えてるけど、関東の友人が、
「もし骨髄移植などの場合は、自分が一番に検査に熊本に戻る。もし適合したら使ってくれ」って・・・
その時、「健康なあんたを傷つけるのは申し訳ないから」と言ったけど、
この事は数人の友人からも言われたけど、
本当に一生忘れられない言葉になりました。

そんなこんなで、長かった苦悩生活も遂に終止符。
貴重な経験で勉強しました。
これからは、健康に気をつけて元気に過ごしていこうと思いました。
しばらく動いてないので、リハビリしながら
来週の関東行き、それからアニキの夜会、ARATAライヴに
行きたいと思います。